Case8|澄心寺 -RC造大屋根の庫裏-


夕景:三次元曲面の屋根が特徴の外観

建築家から一言

100年以上保つしっかりとしたRC造大屋根をインフラとして位置付け、その下に寺院空間の公共性を担うコモンスペースを内包する軽快な木造庫裏がインフィルとして自由に展開する、というコンペ案がほぼそのままの形で実現しました。

宮本佳明建築設計事務所
(見学会案内文より)

テーマ 屋根。100年澄心寺の未来を考える (宮本佳明建築設計事務所 設計コンペタイトルより)
所在地

長野県上伊那郡箕輪町

延床面積 226.18 m2
竣工 2009年12月
設計 宮本佳明建築設計事務所
構造形式 RC造

主な外部の仕上げ

屋根 コンクリート躯体防水の上塗仕上
軒天井 杉板張り、無地サイディングの上リシン塗
外壁 アルミサッシ、木製建具

主な内部の仕上げ

天井 クロス貼り
クロス貼り
杉縁甲板