綱を打つ

この前の日曜日に地元の神社、八剣神社の ”綱打ち祭” がおこなわれました。

“綱打ち祭” というのは、御柱を引っ張るために使う綱を作るお祭りです。

私の地区は、八剣神社の三之柱を担当。

ワラを使って、すべて人力で綱を作ります。

その前日に妻が「何で、綱を作るのを ”打つ” っていうの ❓ 」

この辺を疑問に思う所は我が家の家風ですね :::ico80:::

そばを作ることを ”そばを打つ” と言いますが、同じような感じかな・・

いや、正確には ”綱を編む” だよな・・

まあ、いいでしょう :::ico88:::

 

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              作業の前に神事があるのですが、祭壇の前に掲げられたこの旗 :::ico8:::

              何でもその昔、諏訪のお殿様から拝領された由緒正しき旗だとか 💡

              ”三” と書かれているのは、多分、三之柱の意味でしょう・・・

 

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       まずは、このワラの山からワラを5、6本づつ抜き出し、端をそろえて、小分けしていきます。

       主に地元の女性のみなさんが中心となって和気あいあいと作業が進みます。

       出来上がったワラの小束をこれも地元の子供たちが、ワラを編む場所に運搬。

       こういう地域ぐるみの作業は、地域の交流を深め、まとまりを作っていくのにはもってこいですね :::ico7:::

 

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                           ワラを編んでいる所です。

         中心から三角形状に三ヶ所に人が分かれ、ワラの小束を捻りながら継ぎ足していきます。

         ある程度小束を継ぎ足して、細い綱ができた所で、それを掛け声と共に引っ張りながら隣に渡し、

         三本の細い綱を一本に捻りまとめていくわけです。

 

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                            私の斑が打った綱

この段階では、まとまりきれなかったワラが四方から飛びでています。

奥の方でも一本、打っていますよね。

実は全体で何本綱を打つか決まってはいたのですが、これを4ヶ所で分担し、1ヶ所あたり何本の綱を打つのかは、

はっきりと決まっていたわけではなかったんです。

そうすると作業の進行の早い斑は、結果的に他の斑よりたくさんの綱を打つことになるんです。

残り一本となった段階で・・

私は、奥の進み具合を見ながら「ちょっと早い。このままでは隣より早く終わる」と、みんなにひそひそ声をかけて、

スピ一ドを調整。

結局最後の一本はまったく別の斑が早く終わり、そこが打つことになったんですが、その後隣で打っていた人に話を聞くと・・

「こまっちゃんの所より遅くなるように、スピ一ドを調整していた」

ああ、年をとるとこのようにみんなで腹の探りあいをするようになって、いやですねえ :::ico32:::

 

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              打ち上がった綱から飛び出しているワラをハサミで切り落とした後です。

              スッキリして綱らしくなりました :::ico5:::

 

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                    最後に飾り台の上に巻いて、体裁を整えて完成 :::ico4:::

              これを御柱本番の時まで、地元のお店などに飾らせていただきます。

              しかし、疲れたわ :::ico161:::                                     小松 明

水眼の清流

古代神社の雰囲気たっぷりの、諏訪大社上社前宮。

 

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                  この本殿を取り囲むように四本の御柱が建っています。

         そして南側に立つ、二之柱と三之柱の脇を流れているのが、「水眼」の清流 :::ico113:::

 

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                               ご神水です :::ico17:::

 

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                 流れの途中に水溜まりが設置され、柄杓も置かれています。

               本殿参拝の前に、ここで手を清めるとよいのではないでしょうか :::ico158:::

 

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               手を入れてみればよかったんでしょうが、とても冷たそうです :::ico32:::

 

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                       少しシャッタ一をきる速度を調節して・・・

                      水の流れがきれいな写真が撮れました :::ico7:::                   小松 明

市役所の屋上で初午

社内の一部で「今日は初午がある」という会話を耳にしました。

初午(はつうま)とは・・

1年365日全てに十干十二支(じっかんじゅうにし)という60通りの干支が割り振られています。

その中で午を含む干支は5つあります。 :::ico113:::   庚午(かのえうま)、壬午(みずのえうま)など

初午というのは、その年2月最初の午の日です。

今年は2月6日でした。

立春を迎える2月最初の午の日は、一年のうちで最も運気の高まる日とされているそうです :::ico107:::

また、711年のこの日に稲荷社の本社である京都、伏見稲荷大社に稲荷大神が鎮座されたと

いわれていることから、全国各地の稲荷神社でお祭り(初午大祭)が行われるんです。

 

そして、社内で「初午がある」と話をされていた方に、取材を敢行した所・・

現在の諏訪市役所は高島城の近くにありますが、以前は別の場所にありました。

ある時、山から落ちてきた岩が市役所の目前でピタッと止まり、難を逃れたそうです。

当時の市役所敷地内には稲荷神社があったもんですから、、「これはお稲荷様のおかげだ」ということで

市役所移転に際しても、”守り神様” として稲荷神社も一緒に現在の市役所の屋上に移転 :::ico17:::

そしてそれから毎年の恒例行事として、建設業などの団体の方々が主になり、2月のしかるべき日を決め、

諏訪市役所屋上にある稲荷神社前に集結して「初午祭り」を行っているとのこと。

まあ、祭りといっても全員で礼をして、油揚げを食べるだけの簡単なものだそうですが・・

 

稲荷神社として思い出すのが、上諏訪駅近くにある「笠森稲荷神社」

 

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               上諏訪駅から茅野方面に向かうこの小路、通称「笠森小路」といいます。

 

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             その小路の中ほど、コンビニの隣にある小さな神社が「笠森稲荷神社」

 

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                              祠はなかなか立派 :::ico18:::

                         地域の皆様方のご尽力でしょうか・・

                         きれいに整備されています :::ico165:::

 

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                             この神社の由来 :::ico8:::

                ほお 明治の初期からあるんですか :::ico17:::

                歌舞伎の名優澤村宗十郎さんが額を贈ってくれたんですか 💡

 

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                            うんうん この額ね

                            味がありますねえ :::ico7:::

 

           ところでふと、思ったんですが、狐って本当に油揚げが好きなんでしょうか 🙄          小松 明

ウィルシ一ルド

ドラッグストアで話題の商品を購入してきました :::ico95:::

 

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                               ウィルシ一ルド

    何でも室内に設置をしておくと、空中に浮遊するウイルス菌をこいつが捕獲してくれるという優れもの 😯

    設置にあたってこの話をしたら、社内は騒然 :::ico9:::

    「そんなスゴイものがあったのか」

    「これが設置してある場所ならインフルエンザに感染しないのか」

    「本当に効果があるのか」 ・・・・・

    いやいや、何でも気の持ちようって言うじゃないですか :::ico107:::

    これがあるからインフルエンザにはかからない、と思っていれば大丈夫 :::ico4:::

 

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                       室内の高い場所に設置するのがポイント

    最近、インフルエンザを発症した営業部Kさん。

    今週になって出社しているのですが、まだ堰をしています。

    「インフルはもう大丈夫ですから」とうそぶいていますが、あくまでも ”自称 もう大丈夫”

    これだからB型は扱いに困ります(B型のみなさんすみません。と、そう言う私もB型でした :::ico80:::  )

    まだまだインフルエンザの流行は続いています。

    頼んだよ :::ico17:::  ウィルシ一ルド :::ico85:::                                      小松 明

96年ぶり

昨日行われた諏訪大社上社抽選式の結果は、今朝の地元紙一面で大きく報道されました :::ico95:::

 

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        見事、本宮一の御柱を担当することになった豊田・四賀地区は何と96年ぶりの本宮一 💡

      そうすると100歳以上の大先輩を別にすれば、ほとんどの方が ”生まれて初めての本宮一”

      うれしかったでしょうね :::ico18:::

 

私も昨日の昼休み、抽選の様子をテレビ観戦していました。

豊田・四賀地区の抽選総代さんがくじを引く場面は手に汗握りましたね :::ico10:::

こちらの地区のくじを引く順番は、8人中7番目。

このくじは、円筒上の筒に和紙を長細く丸めたくじ(丸めたくじを開くとどの柱か書いてあるんですね)を、

ちょうど箸立ての箸のように立てて、それを順番に抽選総代のみなさんが ”これは” と思うものを引いていくんですが、

なんと :::ico17:::   6本の柱が決まった時点で、まだ本宮一がでていなかったんです 😯

残りは2本・・

画面で残りのくじが映しだされましたが、右か左かという状態。

どちらかが本宮一です :::ico10:::

私だったら・・ ”右を引くな” と思っていた所、豊田・四賀地区の抽選総代の方は左を引いて、見事、本宮一を当てたのです ❗

私、今まで福引やお年玉年賀はがき、催しもののビンゴゲ一ムなんかで当選したことがほとんどないんです :::ico32:::

左でしたか・・ 自分のくじ運のなさを思い知らされました :::ico42:::

この抽選総代の方、「左を引いた男」として地区の中で長く語り継がれるのではないでしょうか。

 

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                    他の紙面もこの話題が大きく占められていました。

                    さすが地元密着の新聞です :::ico5:::                         小松 明