みすずかる信濃の国

”食品ロスをなくそう” というテ一マの会議が松本で行われていたそうです。

これに関連した新聞広告を見てビックリ 😯

”あるをつくす” という言葉があります。

長野県の宴会では、中締めにバンザイをして締めたりするのですが、その後

「お時間がある方は、あるをつくしましょう」なんて言い方をするんです。

つまり ”宴会はいったん終了だが、残った料理をできるだけ食べていきましょう” といった意味です。

この言葉、長野県独特の言葉なんですね・・ 知らなかったなあ・・

 

先週の土曜日、松本市で「2018信州総文祭プレ大会総合開会式」がありました。

 

 

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       「総文祭」 とは、私も最近まで知らなかったのですが、毎年、全国各地の都道府県が持ち回りで

       日本中の高校生を集めた全国規模の文化祭をおこなっているのです。

       つまり ”文系部活の甲子園” といったところでしょうか。

       来年は42回目の文化祭。

       これが長野県で開催されるにあたり、この日は ”プレ開会式” が行われたのです。

 

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                長野県各地から集まった高校生のスタッフのみなさんがご案内。

                熱気がすごいです。

                開会式もすごい内容で、圧倒されました :::ico17:::

                ところで、このポスタ一 :::ico95:::

 

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                      長野県内の高校生が作成したというこのポスタ一

         温泉の中で御柱の木落としをしているという大胆な構図を中心に、松本城、善光寺、上田城、

         りんごにクルミ・・ 信州の名所、特産品をまとめてあります。

         よく考えたなあ・・ 

         このポスタ一の上部にある信州総文祭のテ一マ :::ico95:::

         「みすずかる信濃に若木は競い森を深める山脈渡る風に種子を拡げて」

         この ”みすずかる” という言葉は何 ❓

         妻が知ってました :::ico4:::

         ”みすずかる” というのは和歌の世界で ”信濃” にかかる枕詞だったんです。

         そういわれてみれば、「みすず飴」とか、列車の名前で「快速みすず」、

         あるいは「ミスズ〇〇」なんていう会社さんもあります。

         これらの ”みすず” はここから来ているのかあ・・

         くそう この年になるまで知らなかった :::ico45:::  

         ”信州が大好きな長野県民” を自称していたのに、恥ずかしい あああ :::ico88:::

 

         しかし ”みすずかる” から始まるこの大会テ一マ、いいですね :::ico7:::

         これも長野県内の高校生が考案したそうです。

         ”みすずかる” 知るキッカケを作ってくれてありがとう :::ico158:::

         来年の信州総文祭が今から楽しみです :::ico10:::   

         そうそう、開会式終了後に出演をした高校生のみなさん、スタッフのみなさんが全員で

         会場の出口まで所狭しと並んで、「ありがとうございました」と挨拶をしてくれたのです。

         いったい何人の生徒さんにお礼を言われたか・・ これは感激したなあ :::ico54:::             小松 明