時計回りに三周

つい先日、下諏訪町の観光名所『万治の石仏(まんじのせきぶつ)に行ってきました。

恥ずかしながら、実は初めての訪問。

大きな岩の上に顔が乗っているという程度の認識でしたが、
よく見ると大きな岩にはしっかりと体が刻まれています。

座禅を組まれているのでしょうか、非常に荘厳なお姿でした✨

 

万治の石仏にはこんな伝説が残されているそうです。

1657年、諏訪高島藩主 諏訪忠晴は下社春宮に大鳥居を奉納しようと考えました。

その仕事を命じられた石工が、この地にあった大きな石にノミを入れると、
なんとそこから血が流れ、驚いた石工は鳥居づくりを中断することに‥‥。

するとその晩、石工は夢の中で「茅野市の上原山にいい石材がある」とのお告げを受けたのです。

石工はお告げの通りにその場所で良い石材を見つけ、無事に大鳥居を完成させたのでした。

そして、この不思議な石に阿弥陀如来仏を刻み、霊を納めながら建立し、お祀りしました。

 

この石仏が建立されたのが1660年(万治3年)であることから、
『万治の石仏』と呼ばれるようになったそうです。

その名の通り〝 万(よろず)のことを治めてくれる仏様 〟なのだとか🤗

 

1974年、太陽の塔で有名な芸術家の岡本太郎さんが御柱祭を見学に来られた際、
この石仏と対面され「こんな面白いものは見たことがない!」と絶賛されたことで、
その名が全国に知られるようになりました👍

 

気になるお参りの作法はこちら↓

 

噂によると、〝 怖いくらいに願いが叶う 〟らしいので、しっかり三周してきました🤭

 

 

さて、話は変わりますが‥‥

昨晩、お味噌汁を作ろうと冷蔵庫からなめこを取り出したところ、
パッケージに書かれた言葉に違和感を覚えました🤔

「なめこ本来のうまみ・ぬらめきを大切にし、大粒に育てました。」

これまで数十年生きてきた中で「ぬらめき」という言葉を聞いたことがあっただろうか?🤔

調べずとも感覚的に意味は分かりますが、一応調べてみました🔍

ぬらめきとは、主になめこのぬめぬめした感触や光沢を指し示す言葉。

 

この言葉は1989年以前から存在し、東北地方でキノコに関連して使われてきたそうです🍄
(日本国語大辞典にも載っているそうです)

それが、商品パッケージに使われたことをきっかけに注目を集め、SNSでも話題になっているとか‥‥

確かに「ぬらめき」を検索にかけると、同じような感想を持ったお仲間が沢山いらっしゃいました。

【ネット民の声】
 ・初めて聞くのになんとなく意味が分かる
 ・なめこを表現するのにこれほど的確な表現はない
 ・たった4文字で食感と質感が見事に表現されている

 

あまり使う機会はなさそうですが、ちょっと使ってみたいかも。

なめこ以外にぬらめいているもの、何かないかな~?😂