7月20日土曜日、今年第2回目の諏訪湖アダプトプログラム(諏訪湖美化活動)を実施しました。
水道温泉課のY君が「確か、少し前にやったばかりですよね」と驚くとおり、
6月の初旬に草刈りをしたのですが、あっという間に草は育つ、育つ :::ico9:::
いやあ? これどうしましょう :::ico32:::
やるしかないですね!! 朝から3人で草刈りスタート :::ico113:::
午前から午後にかけて草刈り
草刈り終了後、ゴミひろい
土木部Hさんは「百姓やってるような格好だなあ」と言っていましたが、麦わら帽子がよく似合ってますよ :::ico4:::
ふううう 次々と援軍がかけつけてくれたおかげで、どうにか終わりました :::ico161:::
次回は9月です またどのくらい草が育っているやら・・・ 小松 明
下諏訪町出身のすばらしい建築家
みなさまこんにちは。
今年もあっという間に半年が過ぎ7月に入りました。
いよいよ梅雨もあけて連日暑い毎日が続いています。
今月もアップが遅れてしまったのは7月中旬に弊社の情報誌”すわっこ通信”が発行されるため、まずそちらを優先して私は原稿を執筆していたためです。締め切りぎりぎりにならないとエンジンがかからないのは、小学校からでして・・・宿題とか夏休みの課題とか、大人になっても性格はかわらないのかと思う次第です。
さて、今月は下諏訪で育った建築家 伊東豊雄(とよお)さんについて少し書いてみたいと思います。
1993年(平成5年)弊社が施工した下諏訪町の赤彦記念館の設計者で興味をずっと持っていたのですが、たまたま東京の書店で本を見つけ、改めて他の作品や生い立ちを知ることが出来ました。最近では松本市のまつもと市民芸術館の設計でも有名です。
ご本人は昭和16年(日米開戦の年)韓国の京城(現ソウル)に生まれ、父親の郷里が下諏訪町だったことで、1歳半から中学まで今の高木に住んでいました。当時はしゃいな野球少年だったようですが、諏訪湖でスケートや水泳、魚とりなど、やんちゃな少年時代を過ごしたようです。特徴のある水平を大事にした建築は、諏訪湖上を毎日見ていたことで培われたのではないかと言われています。残念ながら小学校6年で父親を亡くし母、姉に援助をうけながら東京に出て行きます。
学生時代から相当の秀才だったようで、高校は都立日比谷高校へ進学、東京大学建築学科に入学し、多くの個性的な仲間達に出会い、建築の面白さにのめりこんでいったことがこの道に入るキッカケでした。卒業後菊竹清訓氏の事務所に入り、4年後に独立、1971年のアルミの家、中野本町の家1975、シルバーハット1984の家へ続いていきます。熊本県八代市博物館1991で注目され、下諏訪町の赤彦記念館1993、せんだいメディアパーク1995のコンペを勝ち取りました。
私の印象は、大型物件も非常に軽く感じるところです。なぜかと考えると、開放的な空間、ガラスやアルミを多用しているので、軽い建築にみえるのかと思います。コンセプトがよく練られているため、意図を感じます。
たしか赤彦記念館は、諏訪湖に浮かぶ船と、対岸からみた山と湖のつくる地形の流れを一体化、建築化したとのコメントでした。
そういえば対岸から見たとき、山と道路に調和して視線をさえぎらない、景観に溶け込んだそんな建物に見えます。
その後も、まつもと市民芸術館2004、TOD’S表参道ビル2004など話題の建物を建築し、今は世界でコンペの指名を受け、トーレスポルタ・フィラ スペインバルセロナ2010の作品を残しています。
どの作品も個性的なので、雨漏りの原因となる雨仕舞(壁屋根から水が入らない収まり)やコンクリート型枠の作成など施工業者の力量が必要となると思います。両者の協力があってはじめて良い建築になったと思います。
地元から世界に認められた建築家を輩出したことは誇らしいです。学生時代や修行時代を通じて寝ずに苦労されたことが、今の結果に繋がっていると改めて認識しました。才能もあると思いますが、ある量を超えて仕事をすることが、どの世界でも一流となる共通項と思います。ひるがえって自分を見つめるとまだまだ足らないということも自覚しました。
これからも、伊東豊雄さんに注目していきたいと思います。
今月は暑い日が続きそうです、ご自愛ください。
外壁とガラスの収まりがすごい。
T様別荘新築工事地鎮祭
6月27日 大安
霧ケ峰高原ビバルデの丘別荘地において、T様別荘新築工事
地鎮祭のお手伝いをさせていただきました。
前日からの雨もあがり、初夏の青空が見えてきました。
テント設営、祭壇の設置も終わり、お客様の到着を待つばかりです。
神事がとどこおりなくすすみ、無事終了いたしました。
T様からご挨拶を頂戴したのですが、色々な別荘地をまわってご自身のお目にかなう場所に
ようやくめぐりあえたというお話をお聞きし、工事をさせていただく会社の社員としてばかりでなく、
諏訪の住民の一人としても、とてもうれしく、霧が峰高原のすばらしさを再認識いたしました。
T様 地鎮祭おめでとうございます。
T様のお気持ちに応えられるよう、心のこもった、しっかりとした施工をさせていただきます。
小松 明
高品位住宅”ハーモニー” M様邸上棟
諏訪湖を安全に楽しんでいただきたいです
5月も終わり、梅雨入りしましたが、あまり雨も降らず連日晴れた日が続いています。
弊社の現場は工事の出来高が進みありがたいのですが、新聞等では農家のみなさんが水不足で困っているとの報道がありました。
今年は空梅雨でしょうか・・
さて、5月に諏訪湖畔桟橋の新築工事を請け負わせていただきましたので、ご紹介させていただきます。
今回の桟橋は、民間のお客様が運営していて、築15年と古く、一部杭や根太の腐りが生じていることもあり、安全上から新築をす
ることとなりました。
諏訪湖は専門的には一級河川(湖が河川というのもピンときませんが)で管理者は長野県となります。
よって河川区域内の工事なので、河川法の許可申請をして許可を受け工事に入ります。
湖上の工事は、杭打ち等の特殊工事をしながら、桟橋をつくっていきます。波に左右されながらクレーンを操作して杭を打設してい
くのは熟練の技があってこそと思います。
弊社は、諏訪湖の花火大会打上台施工や他の桟橋の補修工事など、湖上工事での多くの実績からお客様に指名をいただきました。
大変ありがたく、感謝いたしております。
工事監督は弊社土木部ベテランの土田さんです。昨年の花火打上台設置工事も担当し、今回も職長の山田さんと息のあった仕事
をしています。
職長の山田さんは、15年前にもこの桟橋新築工事に若手として参加した経験があり、感慨深いと話されていました。
暑い季節の炎天下の工事になります。熱中症に注意し安全第一で、無事工事を完成させていただきたいと思います。
諏訪を訪れる観光客の皆様に、安全に諏訪湖上を楽しんでいただけるよう、私達の仕事が少しでもお役に立てれば幸いです。
木杭を打設しています
桟橋のメイン通りです
天気が良く、暑い日でした
監督と職長さんです。暑い中、ご苦労様です。
首に掛けているのは最新の救命具です。
水中に転落など、いざという時には圧縮空気が膨らみます。