「平成22年日本建築士会連合会賞」優秀賞受賞

11月も半ばを過ぎ、社長の月イチコラム更新が大幅に遅れてしまいすみませんでした。先日もお客様より、「社長コラム読ませてもらっています」とお聞きし、読者がいるという嬉しさと、冷や汗が…しっかり更新したいと思います。

今月は、27.28日の『燦々の家』完成見学会に向け、若手社員による企画が進んでいます。
22日の週には、チラシや新聞等でお知らせしていきます。
自然素材や高気密高断熱の暖かい住宅に興味のある方には参考になると思いますので、是非お立ち寄りください。プレゼントにかわいいお花も用意しています。
お客様も建築家も弊社社員も想い入れのある住宅となり、企画も熱が入っている感じです。

そして、今月は年4回のお客様倶楽部向け「すわっこ通信」が発刊の運びとなりました。弊社の日頃の活動や、最近の仕事の様子が今回は盛りだくさんとなり、特に弊社施工の澄心寺庫裏新築工事が、「平成22年日本建築士会連合会賞」の優秀賞受賞が話題です。
設計士さんの宮本佳明建築設計事務所様の受賞ではありますが、全国で4件のうちに入り、大変うれしいこととなりました。
「すわっこ通信」には私のコラムも載せてもらいましたので、会員の皆様楽しみにして下さい。

 

今月の読書
「建築家 安藤忠雄」安藤忠雄 新潮社

382ページにも及ぶ本でしたが、写真もふんだんに入っていて、大変面白く夢中で読んでしまいました。今や日本を代表する建築家ですが。工業高校卒でプロボクサーから建築を独学で学び現在に至る、とてもユニークな経歴と、1976年の住吉の長屋からはじまる数々の建築は本当にすばらしいものがあります。(住吉の長屋は、大阪の長屋をコンクリート造で、食堂と部屋

の間が中庭になっていて雨の日は傘を差さないと移動できない住宅)ここで日本建築学会賞を受賞。最近では、表参道ヒルズが有名です。本の中に、「人生に“光”を求めるならば、まず目の前の苦しい現実という“影”を見据え乗り越えるよ

う勇気を持って進むことだ。何を人生の幸福と考えるか、考えは人それぞれでいいだろう。私は人間にとって本当の幸せは、光の下にいることではないと思う。その光を遠く見据えて、それに向かって懸命に走っている、無我夢中の時間の中にこそ人生の充実があると思う。」40年努力し続けた人のとても深く重い言葉と感じました、華やかなサクセスストーリーではなく、閉鎖的、保守的な日本の中で何の後ろ盾もなく、決してあきらめずに強く生き抜いてきたストーリーは私にとって本当に励みになる本でした。


12月は、見学会の様子や、年末の話題など早めにコラム書きたいと思います。
 今月も元気に仕事に邁進したいと思います。